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ノゾキはダメです!!【短編集】【鬼滅の刃】
第6章 時透無一郎
私は目を開けた。
真っ白な天井に、誰かの影が視界に入る。
「あ、目覚めた?」
「無一郎…ここは?」
「保健室だよ」
ーそっか、バスケットボールが頭に当たって倒れたんだ
無一郎はベッドの傍に丸イスを置いてずっと私の横にいてくれたのだろうか。
「ありがとう、無一郎」
「いいよ、それより大丈夫なの?」
「うん、大丈夫だよ」
ーやっぱり年上らしくないなぁ…
こうやってまたドジ炸裂して無一郎に迷惑かけてるし、この間のデートだって、、、
すると私の目元にじわりと涙が滲んできた。
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