第4章 再会と出会い
そして…
「おー、あんた新入りかい?えらく綺麗な顔してるじゃねーか」
「………(銀、後でしばいちゃおー☆)」
蘭花は今、西郷の店『かまっ娘倶楽部』で接客をしていた。
「これで元が男なんて信じられねーなー」
はーい!だって女だからねー!
でも悲しいかな、誰も女だろってツッコまない…
「おぅおぅ、いいケツしてんじゃねーか」
男はそう言うと、蘭花のお尻をいやらしい手つきで撫でた。
ぞわぞわと鳥肌が立つ
てか元男なのに(違うけど)こんなことするんだ、うんキモいね!
……これは殺っていいかなー?いいよね☆
「じゃあ一名様ー、永遠の眠りへどうぞ逝かせてあげま…」
蘭花が死んだ目で傘を持ち上げた瞬間。
「…てめぇクソジジィ。何触ってんだよ」