第4章 再会と出会い
「ばっ…!お前何して…!」
みるみるうちに銀時の顔が耳まで赤くなっていく。
「ほらぁー、まな板ではないでしょー?ちゃんと胸あるもーん」
まったく失礼だよねー
蘭花の胸に手を置いたまま固まっている銀時に向けて、傍観者二人は辛辣な言葉をかけた。
「銀さん!何してるんですか⁉︎」
「…銀ちゃん、不潔アル」
「俺は望んで触ったんじゃねぇ!」
やっぱり銀って…
「マヨ太に似てるねー」
ボソリと呟く程度で言ったが、銀時には聞こえていたようだった。
「…はぁ?マヨ太ってあの鬼の副長様のことかよ⁉︎あんな奴と一緒にすんじゃねーよ!」
いや、似てるよ
でもこれ以上は言わないでおいてあげよう←