第4章 再会と出会い
万事屋に着くと、蘭花はすぐにソファにダイブした。
「あー、疲れたー」
「もう既に自分ちみたいなくつろぎ方なんですけど⁉︎」
新八のツッコミに、神楽はそうだと言わんばかりに頷いた。
「少しは遠慮というものを覚えろヨ」
「いや、お前人のこと言えねーだろ。ちなみに言っとくけどお前も居候だからな」
「…ソウダッタッケ?オボエテナイヨ?」
銀時は深くため息を吐くと、蘭花が寝転んでいる上にどかっと座った。
「うにゃ⁉︎何すんのよ銀ー!セクハラー!」
「お前なんか相手にするかよ。銀さんはもーちっと色気のある子が好み…」
ドガガガガガガガガガガ
今まで銀時がいた場所に、綺麗に穴が空いている。
「…誰ー?まな板とか言ったの?」
「…あっぶねぇ…!てか俺まな板とは言ってねーよ⁉︎」
でも自覚はあるということか
よし、いい度胸だ
「そんなに言うなら触るー?」
蘭花は銀時の右手を掴むと、自分の胸に当てた。
むにゅ