第2章 火種は飛火するもの
「えっ、なにジミ男…なにしようとしたの?キモいんだけど…」
蘭花は虫を見るような目で山崎を見た。
「えっ⁉︎今完全に握手する流れだったよね⁉︎なんなのこの子⁉︎」
うん、だから君はジミ男なんだよ←
「…みんな…俺がいるの忘れてない…?」
近藤が泣きそうな声でつぶやいた。
それを聞いた3人は皆哀れむような目を向けた。
「え、まってこれおかしいから!3人ってなに⁉︎俺いないの⁉︎認識されてないの⁉︎」
「とりあえずゴリラはそのキモい顔をやめた後10秒で道に飛び出して道路の中心に全裸で寝っ転がってこい」