第7章 おでかけ
がらら
(っとに、天音も可哀想だな··めんどくさい奴に捕まるなんて。)
でも天音が来てから太宰も話し合いとか周りの妖とも話をするようになったしな
最初の彼奴は····。
鋭い眼光
九尾の妖狐
ごりごり
(それが今じゃ。ただの子供に成り下がってやがる)
すー
「おーい天音、薬草出来たぞ。悪い·····」
それを見た瞬間太宰の「嫌な予感」が的中した
「すー···」
天音が龍を抱きしめて寝てる
龍も···安らかに寄りかかって寝てやがる。
(そりゃ龍の匂いが付く訳だ)
がりがり
「····起きたら薬草飲ませるか」
パタン
ぺたぺた
(龍も天音だから甘えるんだな。)
ピタッ
「俺も。素直にならねーとな」