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羅生門 -幸-

第7章 おでかけ



ーーーーー····

ぶちっ
「っと、こんなもんか(早く薬草を煎じてやんねーとな)」


どろん
「中也~。」

うげ
「何しに来たクソ太宰」

「ちょっと気になる事があってさ」

ピクッ
「気になる事?(嫌な予感)」

「最近天音から芥川くんの匂いがキツいんだけど···何か知ってる?」

「はぁ·~?んなもん当たり前だろ。天音と龍は友達だからな。良く河原で薬草の勉強してるからな」

「織田作や安吾にも薬草教えて貰ってるよ?」

「···龍の咳止めまでは教えてねーだろ。俺も何かと忙しい身だからな。少しでも龍を支えたい··ってお前の顔放送禁止になるぐらい酷いぞ」

びええん!!
「だったら私を呼んでよーー!中也や芥川くんばかりずるいー!!」
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