第5章 はなびら
後日
コッコッコッ···
(天音に似合うか分からないが、コレを渡したいでも)
ずっと太宰さんが天音を、離さない。
ぴたっ。
(···天音いるか?)
手が伸びる
コンコン
(足音がする)
ガチャ
「はい、あれ?芥川くんどうしました?」
「天音····っ···会いたかった」
「···私もですよ、中に入りますか?」
コクリ
「····」
パタン
「暖かい紅茶をどうぞ」
「あつい」
「冷ましてから飲みましょうね。」
「今日は天音に渡したい物がある」
「織田作さんが私に学の確認かな?」
ふるふる
「違う···ヒマワリの花言葉"あなたは素晴らしい"それは天音から僕にくれた言葉」
「·····」
「だから僕から天音に花言葉"いつも私を(僕)愛して」