第3章 はじめてのかいわ
安心する
母親がいたらこうしてくれたのか···
ふたつめ
グスッ···
ぎゅっ··
「···さみしい··」
「僕がいる、今は鬼族であるが元は同じ人間··中也さんに話して人間界に散歩行けるよう話してみよう」
いくら妖魔界に来たとは言え周りは妖
それに天音の隣には
妖魔界最恐の妖狐太宰治さんがいる
せめて寂しくならぬよう寄り添う事をしよう
ーーーーー·····
コンコン
「こんにちは!」
ガラララ
「入れ」
「あれ?今日は大人の姿なんですね(久しぶりに見た)」
「今日は天音だけに僕の秘密基地を教える付いてこい」
「屋敷に居なくて大丈夫なんですか?!芥川くん、咳が酷いって聞いたから···」