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【WORST】小さな恋のうた R18

第7章 第7章 誤解


屋上を後にし、輝と健、オレの3人で加藤って言う奴の所に向かった。

昨日と同様……
口ほどでもなく、直ぐに片付き真っ直ぐ医務室に向かった。





「…ただいま……」


バタバタッ!



オレの声と同時に、走る足音が聞こえた。


「…なんだ、信兄かよ」

「お、お前…」

「なんだよ?」

「鈴音ちゃんといつの間に仲良くなってんだ?」

「はぁ?」

「い、今…事務所に居るんだよ!」


「…………」



今日、教えて直ぐに来るとは思っていなかった。


オレは、急いで靴を脱ぎ事務所に向かった。





ーーーバタンッ!





勢いよくドアをあげると親父の前に鈴音が、座っていた。


「こら、光政!静にしろ!すいませんね、先生。騒がしくて…」


「いえ、いつも光政君にはお世話になってますから!」

「いやいや、先生。お世辞言っちゃダメですよ!」

「お世辞だなんて、そんな!」


親父と鈴音が親しく話しているのに、オレはただ黙ってみていることしか出来なかった。




「それじゃ週末に、また伺いますね?」

「それまで、先生の条件に合う物件探しておきますよ!光政っ!」


「…な、なんだよ?」

「先生をお送りしなさいっ!」

「えっ!大丈夫ですよ!」


何だか、親父に感謝しながらオレは鈴音に声をかけた。



「……鈴音、下で待ってる」




そう一言言ってオレは、事務所から出た。多分、今頃事務所では鈴音が遠慮してるんだろうな…。





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