• テキストサイズ

上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第7章 阿吽の錦


「鉄壁?」

「鉄壁というかなんつーか...
あ、あれだよ あー
もういいだろ俺の好きなやつなんて!」

動揺を隠しきれない紫璃


空まだ明るい
銀の髪が太陽に反射する
池には蓮が咲き鯉がゆっくり泳いでいる
集落と違うところは日の当たりが強いこと
未だに襖を開けた時に入る光の量に紫娜は慣れていなかった

「紫璃はいい人だからきっといい人なんだろうね」

微笑む顔に裏がないことを紫璃は知っている
だからこそ悔しく感じるのは言うまでもなかった

「私ね、この一年で五人友達できたんだよ
待って一人は違うや。けど三人は同じ鬼殺隊で
もう一人はここの使用人のシグ!」


「お前俺の前だとすげぇよく喋るよな
兄さんとか父上の前だとお行儀よく喋んねぇくせに...んで違った一人ってのは?」


「私の継子」


沈黙が流れる
あんぐりとした紫璃の口はしばらく動かなかった

「お前生意気だと怒られんぞ?」


やっと整理できた
/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp