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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】
第17章 結び
目を瞑った
紫遊佐の涙が私の肩を濡らす
煉獄殿も宇随さんも刀を降ろした音が聞こえる
私は最期まで柱として動くことができなかった
結局自分のことで精一杯で
良かった
紫遊佐を嫌いなまま戦わずにすんで
鬼殺隊の方に会えて
椿にも会えた
実弥さんにも
身体が熱い
そしてだんだん寒くなる
朝日が昇る音がする
紫遊佐を守ろうと
私は固く抱きしめた
鬼舞辻を倒していた頃
優しく太陽の光を受けながら
紫娜はもう1人の衣を抱きながら
静かに眠った
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