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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第16章 うつみせの


「私は変わったよ」


刀の勢いが増す


「私はずっと....憎んでいたけど
もう憎んでいない」


「嘘だ...!まだ僕を憎んでいる...!」









ある少女が鬼と化そうとしていた
少女はそれでも自身を失わなかった


ある女を刺した
ありがとうと言い残して去った彼女は
もう既にいない


ある娘
家族が鬼と化した
憎しみを糧に生きる彼女を
殺したいと僕が言う

でも僕は
彼女の憎しみになろうとした

あぁ言いたいことはわかるよ

本当は僕だって殺したくない

生かしたいんだ


僕は鬼になりたくなかった












「もういいよ」


「....」


「憎しみなくても生きてけるよ」

だけどね

「じゃあ僕は...!
何人もの人を喰った
喰わなくていい人も、殺さずに済んだ人も!
姉さんを生かしたい僕が必要じゃないなら
僕はどうすればいいのか...わからない!」



「紫遊佐 あなたは何も変わっていない
今も...ずっと怯えてる

生きることから目を背けるな!」




姉さんは変わったんだ



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