• テキストサイズ

上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第15章 しのぶれど


時間がゆっくりに感じた
夜の呼吸を使っても自分の足がこんなにも遅く感じたのは初めてだった

産屋敷を目の前にして遠くから聞こえる鴉烏の鳴き声
自分の障害となる壁や木を全てを斬り
最短距離でかけて行っても
間に合わなかった



産屋敷についたのは私が最初だった
屋敷にかけ入り目にした光景は
前に見た時よりも呪いが深くなっているお館様ではなく
全ての元凶であり
最も怨めしい存在だった

全身の毛が逆立つのを感じた
そして私に言うのだ あぁ悔しい

「私には倒せない」と


私が一番にここに来た理由は
次のお館様をお守りするため
でももしも自分がもっと強かったら


でも今なら思える

私の仲間は


倒せると





不意に感じた爆薬の気配
これから何が起こるのかを物語る

遠くを静かに歩くあまね様

「あまね様!!!!!はやく....」


「私の死は夫と共に」

そう言ってにこやかに微笑んだ

そしてもう一つ

"子供たちをお願いね"










/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp