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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第3章 那田蜘蛛山


だいぶ血の匂いが薄くなってきた
あの3人無事だといいんだけど...
特に善逸君,いつの間にかはぐれてて本当にごめんなさい!!

でもそれより気になるのが
舞ちゃんが羽織を握る強さがだんだん弱ってきていること

一度、走っていた足を止めた


「舞ちゃん大丈夫?」

「...」

暗くてよく見えないけど顔にはたくさんの傷がある そして返り血のような黒い染みが沢山ついていた

もはや瞳に光などない



片膝をついてまっすぐ舞ちゃんに向かった


「舞ちゃん、助けるのが遅くなってごめんなさい
でも、これからもっとたくさんの人を助けに行かなきゃ行けないんだ。ここには危ない怖いものが沢山いるから背中にまだ乗っていて欲しいの。
もう少し頑張れるかな?」



親はどうしたのだろう
考えられることは2つ

麓ではぐれてて迷い込んだか

鬼に殺されたか...


鬼を殺すことが鬼殺隊じゃない

人を守らなければ

瞳の光を守らなければ...


コクリと首を縦に振ってくれた舞ちゃんは背中に乗ってじっと身を固くしてくれた











怖いよね
こんな思いしたくなかったよね

ごめんね






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