第3章 那田蜘蛛山
「俺嫌われてんのかなぁ...紫娜ちゃんは残ってくれるんだね」
雀にも説得されてるし
「甘えたこと言わないで頑張りましょ!」
人を励ますのってどうすればいいのかな?
「じゃあ炭治郎と伊之助が2人で頑張ってるので、2人1組になって頑張りましょ?先に行くのでついきてください!」
やっぱり君無しは少しおちつかない
危ない、面をつけるのを忘れてた
簪を抜いて袴の帯に差し込む
「待ってー!紫娜ちゃーん!!」
気づいた時には遅かった
「あれ いない」
走るのが速すぎて置いてきてしまったことに紫娜は気づいていなかった