第3章 那田蜘蛛山
「紫娜様...どうかご武運を
お父上様の意思を継いでくださいまし...」
「泣きすぎですよ。鹿島さんも長生きして下さい」
一礼をしてその場を離れて門に向かう
あれ?結局お孫さんに会ってないし...
門を出ると昨日の3人がいた
「あ!紫娜も一緒なのか!じゃあ4人で行こう!」
「誰がこんな狼女と一緒に行くって言ったぁ!」
「いいじゃないか伊之助!多い方が心強いだろ!」
私はどっちでもいいんですけどね...
そこに鹿島さんのお母様がいらっしゃった
「お世話になりました」
竈門さんは...じゃなくて炭治郎君は礼儀正しくてやっぱりハツラツとしてる
「では切り火を...」
カチカチと音を鳴らす
切り火をしてもらうのは初めてだったからちょっと嬉しい
「何すんだ!ババァ!」
「切り火だよ!!無事を祈ってくれてんの!!」
そんなこんなで那田蜘蛛山に向かった