• テキストサイズ

上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第12章 癒えない傷


「私は柔軟をやって、伊黒さんは太刀筋の強制をやるのよね」


思ったよりも具体的に話が進んでるんだ
今現在いる鬼殺隊だけでもすごい数になるのに



そのあと話し合った結果

宇隨さんによるしごき、基礎体力向上
蜜璃さんによる地獄の柔軟
時透様による高速移動の稽古
蛇柱による太刀筋矯正
紫娜による感覚強化
風柱による無限打ち込み稽古
岩柱による筋肉強化訓練

という順に隊士は回ることとなった


「あれ、胡蝶様と富岡さんは...?」

「私は他にやらなくてはいけないことがあるので遠慮させていただきます 富岡さんは柱の自覚の じ 文字もないような無責任な方なのでよく分かりません」


禁句だったのかな

それにしてもなんで富岡さんは参加しないんだろう




柱の打ち合わせを終えて部屋から出ていく柱たち
何となく緊張してものすごく疲れた
疲労とストレスかぁ
もう当たり前になってきてる
ストレスはもうどうにも出来ない

鬼殺隊の周りでは
必ず生死が伴う
いつ死んでもおかしくないんだ
そんなに甘くない

椿のそばにもっといればよかった
いつの間にか強がってて


辛いなぁ


鬼を倒すってどういう事なんだろう
もしも鬼が最低限の食事として人間を食して
嘘もつかず、人に残虐なことをしなかったら
私は鬼を殺せるのかな

私の家族も椿も
鬼によって殺されたけど
もう憎み方も忘れてしまった



「おい お前ェ もっと飯食え」


飯?
/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp