• テキストサイズ

上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第12章 癒えない傷


胡蝶様に言われるがままについて行く
最初に入った時から思ってたけど
蝶屋敷...思ったより広い
長期間お邪魔させていただいているけど
まだ知らない部屋があったなんて


「紫娜さん ここです」


襖を開けると
あぁ...嫌な予感が当たっちゃったよ


部屋には蜜璃さん 伊黒様
不死川様と時透様 悲鳴嶼様がいらしていた


一人足りないけど...
誰だ?...

あれ 宇隨さんもいる


「時透様 先日は大変ご迷惑を...」


「いいんだ それより柱になったんだね おめでとう」


「富岡さんはいらっしゃいませんね
だからみんなに嫌われるということ、分からないのでしょうか」


あ...富岡さんか
確かにこなさそう


でもどうしてこんなにあつまってるの?


「では柱稽古の打ち合わせをする」


時透様はまだ包帯をつけてるけど大丈夫そうだった
蜜璃さんも大した怪我はなさそう
倒れたあとの記憶が全くなかったから
二人も無事でよかった




?




え なに 柱稽古って



「鬼による襲撃がない今 柱は継子以外の隊士にも稽古するというものだがまず手始めに錦殿の力を試させていただきたい」










いやいやおかしいでしょ
一応術後ですよ私



「えちょまっ...え?「力比べは必要ありませんよ」」


口を開いたのはいかつい柱たちの中で唯一
目の保養になるような胡蝶様だった


「彼女は私よりも強いですし宇隨さんにも勝ってらっしゃるみたいですし」


なんで宇隨さんににらまれなきゃいけないの!?


「確かに紫娜は強いよ 痣も出現してる」


「!?」



痣って何?
なんで驚いてるの

なんか呼ばれたはいいけど
すごい振り回される

/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp