• テキストサイズ

上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第11章 弓を引き 雫を穿つ


「何をぼーっとしてるの
鬼を倒さなきゃいけないのにそんな暇あるの?」


声も全く同じ

でもやっぱり違う
はっきりとは言えないけど
柱合会議で会ったはずなのに
駄目だ
集中しなきゃ


「霞柱様 何故ここに鬼が」

「僕も知らないけど鬼を倒すことがまず先だよね」

面をつけた男の子も無事だったみたい
壺が割れて鬼も倒れた
でもこれだけじゃない
この鬼はただの雑魚だ

まだ鬼の気配がする
男の子が時透様に担がれる
泊まらせて頂いていた家も大丈夫か分からない


また壺の魚


「おお、錦殿と時透殿 これはありがたい
瞬きする間に斬ってる!」

同じような面をつけた刀鍛冶さん
でもまだまだ沢山被害に会われている方は多いはず

この里に鬼が来たってことは産屋敷も危ないということ そしてこの里が襲われている中来るはずの応援が来ないということは錦家にも何かあったということ


「烏!ここに来向かってる応援は今誰がいる!」

「恋柱ァ 甘露寺 蜜璃 カァー 鬼殺隊二名!」


蜜璃さんが来て下さるのは大きな戦力になる
ただこの里に来るのも簡単ではないため
きっとすぐに来れる鬼殺隊はすくないはずだ


「直ちに産屋敷に柱を向かわせて!
錦家は何をしている...!」



胸騒ぎの元凶がわかった今
やるべきことを迫られたけど

なんでこんな悲しいんだろ



/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp