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上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第11章 弓を引き 雫を穿つ


「え?炭治郎さんお目覚めになったんですか?」


「はい 様態も安定していましたし、聞きたいことがあるなら今聞いても大丈夫ですよ」


「ありがとうございます 胡蝶様」


任務に行く時 椿を連れ回すことに
何かを勘づいたのか
最近胡蝶様と目が合う

椿に鬼化が進んでいることを明かし
これからどうすればいいか悩んでいた



一緒に過ごしたい

この考えが何かの問題を起こす引金になる気がしてならない


私そんなわかりやすいのかな

胡蝶様にもきっとなにかあったって勘づかれてる



でも言えない


姉と家族を鬼に殺された胡蝶様に相談すると
きっと困らせてしまう



炭治郎さんなら



期待してもいいかな






「椿 炭治郎さんの目覚めたからお話しに行こう」


「椿のこと話すの?」


「...うん、話してみよ
炭治郎さんは力になってくれるし」


不安でしょうがない
それでも今は
誰かに頼りたい




煉獄さんが生きていたらなんて言うかな




「こんにちは...」

「あぁ、紫娜と椿ちゃんか!元気そうだな!」

包帯がぐるぐるになってる
本当はまだ寝ていた方がいいはずなのに
元気そうな姿が様態を錯覚させる


「ちょっとお話しても大丈夫ですか?」




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