• テキストサイズ

上手に笑えるようになりました【鬼滅の刃】

第10章 鬼と花


「あなたは鬼という凶暴な怪物になりました
だからここに運ばれたんです」

「カイブツ...ツマリ モンスターノコトデスネ!
アァ、ナンテコトデショウ!」

そう言う割には呑気ですね


「サッキ、アナタ タスケテクレマシタネ
アナタノEnglishハ トテモ ジョウズ!
アリガトゴザイマシタ!」


カタコトだけどめっちゃわかってるじゃん


「さぁ、アルさん あなたはまだお休みになってください 明日また検査しましょう」

うわぁ、冷静...
熱くなってんのは愈史郎だけか...

「紫娜さんはついてきてください」

え?待って
愈史郎さんの怒りがこっちに向く

「お前ぇ....「愈史郎!今日はアルさんと椿さんを見ていて下さい」」


「はい!珠世様(この醜女が...珠世様に何かあったら許さないからな...)」


なんだろう
副音声が聞こえる










「紫娜さん、これで頬を冷やしてください」


受け取ったのは小さな氷嚢
ああ 本当に困る


珠世さんの動き素振りが本当に母上のようで




ぼーっとしてると珠世さんが口を開いた

「あなたは髪の色からして錦の狼の方ですね
面をつけていないから気づきませんでしたが...
さっきは強く叩きすぎてしまいました
ごめんなさいね」

「私こそ...すいません
無神経に死にたいなんて...


私の弟は...」


初めて会うのにこんなこと話していいのかな?
でも今



全部吐き出してしまいたい


「私の弟は鬼となって
たくさんの人を殺し、

鬼化した錦家の集落の人を私は殺したんです

私も罪が深い...」



自然と口がつぐんでしまう
これ以上話すと

また暗闇に戻ってしまいそう






/ 337ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp