第8章 久しぶり
いい事が一つ
まだ私の存在に気づいていなこと
悪いことが一つ
鬼の右手が女の人の髪を引っ張っている
タチが悪い
刀を構える
「夜の呼吸 惨ノ型 子守唄」
距離が遠くなればなるほど威力がます
ただ正確性にはかけているため、女の人の髪には犠牲になってもらった
首が切れたのが幸いだったが、女の人は気絶している
「お嬢さん、起きてください」
少し胡蝶様を真似てみた
ダメだ、起きない
でもまだ鬼の気配がする
一体じゃないみたい
どこの家か分からないため
さっきの夫婦の家で眠らせることにした
羽織はもう着ていても大丈夫でしょ
どうせ私は子供にしか見えないでしょうから
女の日に私は目当てじゃないですもんね(怒)