第7章 Coke+ポンパドール -Fseries-
まあ、もともとがとびきりの変態ではあるんだけどもね。
「…もしかして、潤か智…?」
「え…あ、ああ…」
なんか…前に聞いたことがある…
あの日…俺たちの一番最初の日。
タコパの日だ。
あの日のために、翔ちゃんと相葉さんは大野さんとかカズヤでセックスの予行練習したって…
大野さんのなんか、潤くんが主導だったっていうから…
もしかしてこれ…
「潤くん…かな…」
「…え」
「潤くんがもしかして、面白がって送ってきたのかも…」
「え、え…ちょっと、潤に電話してみるね…?」
慌ててカズヤが潤に電話したけど、繋がらないようだ。
「出ない…」
「あー、じゃあもう決定だわ。それ、潤くんが送ってきてると思う」
「えー?なんでぇ…?智は止めないの…?」
「まあ…面白がってんじゃないの…?」
あの人も、えっちに関しては大概悪ノリ好きだからなあ…
あんな人畜無害そうな顔してんのにさ。
「試しに大野さんにも電話してみな?」
「うん…」
カズヤは素直に電話してくれたが、やっぱりこっちも繋がらない。
「え…まって…今、家で何が行われてんの…?」
「さあ…?考えるだけで怖い忘年会だねえ…」
「…俺、そんな気分になれないんだけど…」
あら珍しい…
昨日も夜中盛ってきたのは、誰だったかなあ…?
…だから俺も今日は盛れないんだけどな。
あの二人は…昨日は自分たちの部屋で寝てたけど…
あら?だから盛ったのかしら…