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カラフルCU【気象系BL小説】

第6章 シュガー・ビート


「しょ、ちゃ…」

また小さく呼ぶから顔を見たら、もう真っ赤で。
なんかかわいくて。
思わず笑ったら、むうって顔をして。
俺の頬を両手で包んで、ぶにゅってされた。

「笑うなぁ…」
「なんで…かわいいんだもん…」

頬を挟んでる両手を掴んで、ベッドに押し付けた。
また真っ赤になっていく顔を見ながら、軽くキスする。

「ん…手、離して…」
「やだ」

ホントは智くんのほうが力が強いんだから、振りほどこうと思ったらできるのに…
なりきってくれてるじゃん。

「かわいい…智…」
「んーーー…」

イヤイヤって顔を横に振る。
だからそれがかわいいんだってば。
ふふふって出てくる笑いを我慢できず、そのままほっぺにキスをして、耳にキスをする。
またブルッと震えるのがわかって、嬉しくなる。
耳たぶを食みながら、体をずらすと腿になにか当たった。

「んー…」

またブンブンと顔を横に振ってる智くんの、アレ。
とっても元気。
わざと膝で刺激してやると、ビクビクっと震えて。

「やぁ…だ…」

なにがやなんだろうな。
嫌じゃないくせに。

首筋を舐めながら右手を外して、その元気なのを握った。

「ふ…ぅ…」

小さく聞こえた吐息に、また体が熱くなった。

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