第4章 シュプリーム
「照れちゃって…」
「む…むう…」
「そんなおーちゃんが、かわいいっ」
「ばっ…男に向かって、かわいいとはなにごとだっ!?」
「だって…本当に可愛いなって思うよ…照れ屋なとこ」
「む…むう…相葉ちゃんもしかして…」
「え?」
「ソッチ系?」
「ばっ…んなわけあるかっ!」
「だーよねー」
ぶぶぶっと笑って、またおーちゃんは俺に抱きついてきた。
「でも、最近…年取って来たからか、かわいいって言われるの嬉しいわ…」
ボソっと呟くと、体を離してリビングに入っていった。
「ぶふぉっ…」
おーちゃんって…
おもしろっ…
「もお!早く来いよ!相葉!」
「はあい…今行く…」
ほんとに…よかった…
「で、なにするう~?」
「え~。おーちゃんが招待してくれたんだから、おーちゃんが決めてよ」
おーちゃんが…
メンバーが、仲間で…嵐で…
「んー…じゃあ、寝よう!」
「はあっ!?まだこんなに明るいのに!?」
「俺はいつでも寝れる!」
「知ってるよ!」
俺は、こんなに…救われてる
「今、寝たらコショコショの刑だ…」
「うっ…」
「マッサージもしようか…?」
「ううっ…」
「おーちゃん、人に体触られるの嫌だもんねえ…?」
「ううううっ…」