• テキストサイズ

優しい貴方【鬼滅の刃】

第3章 ❀できるなら、愛しい貴方といつまでも


小芭内さんは目を細めて、舌を絡ませてくる。拙いながらも私もそれに応えると、小芭内さんは私の片足をグッと持ち上げて、欲望を一気に挿し入れた。

「ふんんんっ……!!?」

口が塞がれた状態で喘ぐと、鼻にかかったような声になることが分かった。

「奥まで入った……。済まない、滑りが良くなったから一気に挿れてしまった。大丈夫か?」

「は……ぁ……ぁ……中、いっぱい……おば……な、さんっいっぱいぃぃ……」

言葉が途切れ途切れになってしまうが、小芭内さんが私の中に隙間なく入っていることが嬉しい。嬉しいのを伝えたい。

「お、ば……な、さ……わた、し……嬉しい……やっと、あなたと……ひとつになれた……。嬉しく、て……!涙出ちゃ……!」

「ああ、……ああ!やっとひとつになれたぞ。
ありがとう。よく頑張ってくれた。」

「お礼……私の方こそ……あり、がとう……」

「好きだ……好きだ!お前を愛している……!」

どちらともなく唇を重ね、深く深く、求め合う。

ちゅぷッ、ちゅるっ……

と音を立てて、舌が絡み合う。
/ 144ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp