• テキストサイズ

優しい貴方【鬼滅の刃】

第1章 甘い?甘くない?……やっぱり、甘い


「しかし……」

「それに、師範は醜男なんかじゃありません。少なくとも私から見たら、どんな殿方よりも、強く、凛々しく、優しく、とても格好良いです!」

「!?」

またもや師範の動きが止まった。
私はまた何か師範の気に触ることを口走ってしまったのだろうか。

「し、師範?また私、何か失礼な事を……」

「いや、いい。大丈夫だ問題ない」

師範が手を立てて掌を私に向ける。
これ以上何も言うなという合図だ。

師範の羽織から手を離すと、師範ももうあの店主の元に戻る気は無いらしく、私の隣にススス……と座った。
/ 144ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp