第5章 ❀貴方とならどんな事でも
「!?」
もしかして私、今お漏らししたの!?
「お、おおおお小芭内さん!!ご、ごめんなさい私っ……!この年でお漏らしなんて……そんな……どうしたら……!!」
青ざめて酷く慌てていると、小芭内さんが私にチュッ……とキスをした。チュルッとそのまま舌が私の舌を奪う。
「心配するな。これは尿じゃない。イキ潮だ。お前が俺の愛撫でそれだけ感じたという事だ。」
「で、でも私の股から出てきたもので……」
「水だ。匂えば分かる。無臭だろう」
おずおずと匂いを嗅ぐと、確かに何も匂わない。お漏らしではない……という事で納得してもいいのだろうか。
「気持ち善かったか?」
「え?は、はい……。気持ちよすぎて怖いくらいでした……」
「ならいい。つまり、そういう事だ。お前が気持ち善くなると身体から潮は出る。男としてはイキ潮を吹かせられるのは嬉しいことだ。心配するな。」