第1章 美術室の悪戯【宇髄天元】
『んぅ…、欲しい…せんせぇ…っ、いっぱい…頂戴…?』
先生の顔を包み込むように手を添え、私からキスを送る。
唇を軽く合わせ、リップ音を立てながら離すと思いの外先生の顔は薄暗い教室の中でもわかるほどに頬を赤く染めていた。
「…とんでもねえ女に惚れたもんだわ…!」
さっきまでゆるゆると蜜を絡め合っていた熱く硬い昂りはその動きを止め濡れ解れた蜜口にグッと先端だけ入り込んでくる。
『んぅっ…!!ぁ…っ…!』
「…挿れるぞ、紗英」
ずちゅ…ッ
一気に中間地点くらいまで挿し込まれた。
『いッ!!〜〜…!!、はっ…ッんん"ぅぅ…ッ!』
「っ、!!…は、ッ…キツいな、ちょっと力抜けるか…?…痛いよな…?」
生理的な涙なのか、痛みからなのか涙が零れた。先生は優しく頭を撫でてくれている。
『〜〜っ、せんせ…っ』
「…っ、紗英…無理するな、やめとくか…?」
『いやぁっ…やめ、ないでって…言ったでしょ…?』
「…そう、だったな。…俺の腕掴んでろ。爪立てても良い。」
コクリと頷き、何も考えられない頭で先生の言葉を素直に受け入れ、そっと太くて逞しい腕へ手を伸ばしその腕を掴んだ。
「…可愛い、紗英」
先生の指が突如花芯を弄り一瞬、余計な力が身体から抜けてゆくのが分かった。
痛みで少し滑りを悪くした其処は花芯を弄られれば弄られるほど粘液が溢れてくるようで止まっていた昂りがまた緩々と更なる奥を目指して動き始めた。
「ははっ…ッ気持ち良いか?また溢れてきたな、余計な力も抜けて上手だぜっ!」
くちゅ、ぐちゅっと音を立てながら緩く抽送を繰り返し奥を目指す。
『んぅっ!…気持ち、良いのっ…そこっ…、弄られるの、好きっ…ああッッっ!!』
「…っ…ほら、全部入った…!」
先生の言葉にホッとして涙がひとつ溢れた。
…良かった…ようやく繋がれたんだ。
「…紗英……好きだ。もう、離してやれねえわ。」
そう、告げた瞬間先生は大きく腰を動かし始めた。
『!!!っ、あぁッんッ!!ぅ…っひ…ッあぁ!』
パンー…パンー…と、肌がぶつかり合う音、ソファが私たちの動きに合わせ軋む音が狭い教室の中に響く。