第34章 お題3
「な、んで…っ見ない、でぇ…!!」
「隠すな。もっと、見せろ」
「や、んぅぅ…っ!」
涙を浮かべ咄嗟に内股になる彼女の足を閉じさせまいと、己の身体をねじ込んだ。
「はっ、分かるか?」
すでに反り勃った自分のモノをズボン越しに擦り付けてやれば、無意識か彼女の腰がゆらゆらと揺れていた。
「や、っ…ああぁぁぁ、っ!!!」
性急に服をぬぎすて、自身を彼女のソコに宛てがい一気に押し進めた。
「ひとりで…っ…何回、したんだ?」
「わ、わから、な、ぃ…んぅぅ…!」
「イケナイ雌猫ちゃんよォ、人の宅配物、開けちゃだめ、って習わなかった、か…!?」
「や、ぁぁぁ…ご、めんな、さ…っ、」
「ふ、かなり締め付けてくるな」
おそらく俺が動いてる間にも、頼華はすでに何回か達している。だんだんと呂律が回らなくなる彼女の嬌声に、俺自身興奮している。
「締め付けすぎ、だ…っ!」
ぐちゅぐちゅと卑猥な音がなる繋ぎ目から、ドロドロながれてくる頼華の愛液。
「ここ、好きなんだろ?」
「そ、れ、らめぇぇぇ!!!」
秘豆を軽く抓ってやれば、ぎゅうぎゅうと俺のモノをさらに締め付けてくる。あまりにも達しすぎて、彼女は何度も背中を反るから俺から離さないように、彼女の腰を抑えて挿入スピードをあげた。
「や、ら、も…も、ぃく…いく…、!」
「っく、出す、ぞ!!」
頼華の最奥に熱い俺の熱を全て、注ぎ込んだ。
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「ふ、ぅ…ん、」
俺のモノを抜くと、こぽりと垂れてくる俺の欲情に、出しすぎたかなんて思う。いまだに履いたままのズボンのまま、まだ動けずにいる頼華を抱えてバスルームへ向かう。
脱ぎ散らかした頼華の服と俺の服をすべて洗濯機に放り込み、すでに溜めておいた浴槽に頼華を抱えたまま入った。
温かいお湯が俺たちの身体を包み込む。
頼華は媚薬の効果が切れたのか、すこしモゾモゾと動き出した。
「…今日の景吾くん、激しかった」
ぶくぶくと風呂の湯に潜りつつ少し顔を出す頼華を俺は愛らしく感じていた。
そして忍足に、すこし感謝しながらも。
頼華はこの先も知らないだろう。忍足が送ってきたのは”媚薬”が入ったクッキーだなんて。
end