第4章 私の太陽【煉獄杏寿郎】
お昼ご飯も食べて縁側に座り温かな日光を浴びていた
家に帰ったら今の私に出来る事はなんだろう…人影は分かるから注文は取れるけど御膳を運ぶのはまだ危ないから鍛練しないと 後は…色々と考えているうちに陽射しの温かさと静けさのなかつい眠ってしまっていた
気が付いた時には誰かに寄りかっていて
肌に触れた感触が気持ちいい ぼんやりとした頭で見上げたらキラキラと黄金色に輝くなかに凛々しい眉毛が見えて杏寿郎様だと気付いた
「杏寿郎様ですか?」
まだ夢の途中にいるような感じがして確認してみる
「いかにも!よく分かったな」
触れた感触が柔らかだったので隊服ではなく着物だと分かった 体を離して杏寿郎様の顔を見る
「すいません だいぶん寝てましたか?」
「そうでもない まだ鉄瓶が沸いてないからな」
蝶屋敷に寄って甘味を差し入れしたあとに離れにきて寝てる私を見つけてその間に炭を足して鉄瓶を火に掛けてくれたらしい
「もう少し甘えてもいいぞ」
柔らかく笑い頭をそっと撫でてくれる
「深影…俺の手は温かいか?」
「杏寿郎様の手は…心地いいですホッとします」
恥ずかしくて顔を伏せると
「ちゃんと俺を見て答えてくれ」
そう言って顔を寄せて意地悪をする
杏寿郎様は幼い時から意地悪を言う時は少し鼻が膨らむ 今もきっと膨らんでいるはず…
唇が少しだげ私の耳朶に触れて耳が熱くなる
「杏寿郎さまの…手は心地いいです…でもこんなに近いと頭がのぼせるくらい熱くなります」
「そうか……俺も同じだ…深影に触れると熱くなる」
耳朶を食まれ体が痺れるくらい熱くなる
「いっ…意地悪しないで…」
体を離そうにも杏寿郎様がしっかりと抱きしめたままで動けない 耳を唇でなぞられ舌が中に入ってくる
「は…ぁっ」
甘い声が漏れてしまい杏寿郎様の着物を強く掴んだ
「深影…奥に行くぞ」
ふわりと体が浮いた
杏寿郎様が私を横抱きにして部屋まで運び布団に下ろされた
「意地悪ではない 愛でてるんだ深影を…」
首筋を噛まれ強く吸い上げられ痛みと疼きが走った