第1章 歩く姿は… 【不死川 実弥】
「ダメだよ そんなに泣いたり騒いだりしたら食感が変わってしまう。女の子は柔らかいのがいいんだから」
「もうすぐ夜が明けてしまうね。君は私の毒で少し眠ってもらおう」
そう言うと男は私の肩に強く噛みつき吸い上げた
「あっ」
吸い上げられた所から痺れが全身にひろがり体が軽く痙攣し意識がなくなっていった
「女の子はいいねぇ かわいい声をだす。
その声を聞きながら君をゆっくりと食べてあげよう」
意識が途切れる寸前に強い風がふいて
あれだけ濃くなっていた生臭い臭いが消えた