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かわいいひと

第13章 思い出紡ぎ 【悲鳴嶼 行冥】




その瞬間無惨が衝撃波の攻撃をだし不死川くんと伊黒くんが爆風に飛ばされる


竈門くんは爆風で左手が飛ばされた右手だけでは刀の支えられない そこに冨岡くんが左手を伸ばし2人の力で刀を赫くして刀を深く押し込むと無惨が血を吐き出した



今なら私の呼吸でも…




全集中…風の呼吸 伍の型 木枯らし颪 !





正面からの攻撃は竈門くんと冨岡くんを巻き込んでしまう




無惨の頭を狙い大地を蹴り上げ跳んだ





目の前の無惨は巨大な赤子になり冨岡くんを吹き飛ばし 竈門くんを巻き込みながら膨れあがり必死に陽光から逃げていく




私の攻撃は顔面を切りつけたが無惨は建物の間に逃げていく



不死川くんが飛び込み




風の呼吸 玖の型 韋駄天台風



無惨の右手を切り落とした




満身創痍の不死川くんが必死に無惨を足止めしているんだ







「シィィーーーーィーー」


呼吸を深く深く落とす…





「安心院さん?」




車で無惨に突撃した後藤くんが全集中の呼吸をする私に気付いた




「やめろ!体に跳ね返りがくるぞ!」




「絶対に勝つしかないの!」




全集中…壱の型 神旋風 削ぎ!


久しぶりの渾身の型は左手を切り落とし無惨は路面電車の脇に倒れこんだ





「弥雲!鎖を無惨の首にかける!声をだせ!」






私の気配に気付いた行冥くんが指示をだした




「はい!ここです!」



私の声で方向と距離を計り正確に投げてくる それをなんとか掴み無惨の首にかけて行冥くん所に戻り逃げる無惨を大勢の隠と引っ張り無惨に日を当てる




その鎖も切れて今度は土へと潜ろうとした


次は足を切り落とせばいい?
どうすれば無惨は動かなくなる?



私の体はたった2回の攻撃で足に力が入らずガクガクと震えがきていた それでも日輪刀を地面に刺し立ち上がる



冨岡くん不死川くん伊黒くんが限界を越えて型を出し攻撃している




あと1度だけでいいから…私も無惨へ攻撃を と構えた直後に無惨は血を吐き出し叫び声を上げて体が崩壊していった



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