第12章 私の太陽 令和編【煉獄杏寿郎】
春
書道教室は生徒して指導を受け道場には胴着を着て大人しく座って見学をしている叶芽は
教室に通う生徒さんの友達も出来て本人の希望で公立の小学校へと入学する事になった
私も両親の他界 社会人デビュー 前世の記憶 入籍…人生で一番の激動の1年が過ぎて栄養士として2年目の春を迎える
3月1日に卒業式も終わり今日から春休みが始まる
昨日年度終わりの職員の終礼が終わり食堂は春休み開けまでは休業になって私も春休みになる だけど先生達は入学式や新学期の準備で忙しいらしく杏寿郎は今日も定時で出勤する
隣でうつ伏せでまだ夢の中にいる黄金色の塊を眺める 寝顔の杏寿郎は千くんにそっくりで可愛らしい結んでいない髪の毛は朝日を浴びて輝きふわふわとしていた
綿菓子の様に甘い香りがしそうで鼻を近づけクンクンと息を吸い込む
砂糖の甘い香りはしないけどコンディショナーのフローラルの香りがした
閉じていた目を開くと杏寿郎の緋色の瞳と目があう
「なんとも幸せな目覚めだな!」
「起きてたの?起きたの?」
「海景の柔らかな胸が肩に当たって気持ちよくて目が覚めた」
そう言われてお互いに裸だった事を思い出した そのまま杏寿郎は私を下に組み敷き左胸の柔らかな所に噛みついた
「んっ…ダメだよ 」
「叶芽は母屋に泊まっているが?」
そう…だから2人とも裸のまま朝を迎えている
「起きないと…っ…仕事でしょ…あっ…あぁ…ダメ…」
意地悪な唇と指が私の弱い点を這い回り体温は上がり呼吸が乱れる
朝の生理現象かそれとも欲情してか硬くなった杏寿郎の欲を受け入れる準備はできていた
杏寿郎を欲棒を私の中は受け入れると背中に痺れが走り思わず仰け反り喘いだ
躾の為にいつも噛まれる耳に杏寿郎が唇を寄せ舌を這わす
「いつもより反応がいいな」
空気を多く含んだ声が鼓膜を震わす…それだけでイッてしまいそうになる
前戯は少なめだったのに昨晩の余韻も体に残っていたのか子宮の疼きの激しさに夢中になりすぐに欲棒を締めつけイッてしまう…同時に奥に杏寿郎の欲が放出された
「子供が出来ちゃう…まだ結婚式もしてないのに」
「うむ!沢山の子供達に祝福されるのもいいな!」
3人は欲しいと言って杏寿郎は笑う
杏寿郎と私と子供…達?と結婚式か…悪くないかも