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かわいいひと

第12章 私の太陽 令和編【煉獄杏寿郎】




杏寿郎と体の深い所で繋がった…受け入れた体の奥がヒクヒクと喜びトロリと蜜が溢れてくるのを感じる…


でも…私はもう…杏寿郎しか知らない体では無かった

高校生の時に告白されて2年間付きあっていた人がいた その人は両親が亡くなって私が叶芽を育てる決心をしたら離れていった…



「ごめんなさい…」


もう少し早く思い出していれば杏寿郎しか知らない体でいれたのに…



「なぜ謝るんだ?」

「杏寿郎の前に…付き合っていた人がいたの…だから…」

「そんな事は気にしなくていい昔とは違うんだ…
仕事を頑張っている姿や千寿郎の隣で笑う姿 叶芽の為に自分の事は後回しにして一生懸命に生きる姿を…中庭で出会ってからずっと見ていた

今の海景を俺は愛してる…過去を否定しなくていい…過去があって今の海景がいるんだ…そうだろう?」


黄金色の髪が私の頬をくすぐり口付けが落とされた

「ありがとう…杏寿郎…」


昔もそうだった 常連客に襲われ右目は潰れ 左目も一時的に見えなかった私を変わらずに好きだと嫁になれと言ってくれた優しい人だった

嬉しくて愛しくて杏寿郎の頬をなぞる



「ふふっ…嬉しかったか?海景の中がキュッとなったぞ」



「意地悪…」

艶をまとう笑顔が凄くカッコよくて またお腹の奥がキュッとなった



「ほら…海景」


目を開けると杏寿郎が口を開けて舌を出して待っていた

杏寿郎の首に手を回し舌を絡めて深く口付けを交わす


「んっ!…!!…」


奥を突き上げられ体に刺激が走る 驚いたのと突然の強い刺激に思わず力が入り彼の舌を噛んでしまった


血の味が口に広る…

それでも杏寿郎は動く事をやめず奥を突き上げる


「あぁ…っ…杏寿郎…ぁ…」


奥から沸き上がる刺激に体も心も震えるような快楽に飲まれていく

杏寿郎の顔を見ると唇から少し血が出ていた


「血が…ごめんなさい」


杏寿郎の唇を親指で拭う


「昔…少し痛いくらいが好きだと言っていたな
確かに…愛しい人からの痛みは癖になりそうだ…

叶芽に見られるのが恥ずかしいなら 代わりに俺の体に印を付けてくれ」



杏寿郎は私の口元に首筋を寄せてくる



「煉獄先生は夏期講習もネクタイするの?」


唇で首筋をなぞりながら聞いてみた






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