第12章 私の太陽 令和編【煉獄杏寿郎】
振り返ると海景は起き上がっていて俺の素肌に触れた
「綺麗……体に傷は無いんですね…」
選別の時 新人隊士の時 己の実力よりも強い鬼と戦った時 下弦の鬼と戦った時 柱となり新人隊士を庇った時
上弦の参との最後の死闘の時は左目と右の脇腹に大きな傷を作った
俺は深影の体の隅々まで知っている
そして深影も俺の体の隅々まで知っている
その記憶があるから海景は今の俺の体を綺麗だと言ったのだろう…
深影の右目の傷は海景には無い…
「海景の体は…どうだ?確認させてくれ」
キャミソールと下着を脱がせて全裸にした海景の体を見る
祭の日に付けられた傷は海景には無く白い肌に夕日が当たり綺麗だった
「海景…昔も今も綺麗だ…」
ベッドに海景を押し倒し右肩に軽く噛みつく
「ぁ…っ…」
海景の顎が上がり甘く高い声をあげた
薄く開いた上唇を喰んで舌でなぞり下唇も同じように口付け左肩に噛みついた
「杏寿郎…もっと強く噛んで…」
海景は息を少し乱し潤んだ目で乞う…
なんて顔をしてくれる…今日の俺は優しくすると我慢しているというのに海景はもっと痛みを欲しいと求めてくる…
白い肌の胸元にさっき付けた痣が燃えているように赤身が増していた
少し躊躇していると海景の手が俺の頬を包み彼女から深く舌を絡ませ俺の舌に吸い付く
「キスマークは…叶芽とお風呂に入る時に見られちゃうからダメ…だから…代わりに痛みをちょうだい…杏寿郎がくれる痛みは好きだったから…お願い…」
あぁ…海景…
「もう…優しくは出来ない…」
頸動脈あたりをガブリと噛みつく 突いた歯形に舌を這わせると海景の体が震えた
唇に海景の速い鼓動をトクトクと感じる
柔らかく膨らんだ乳房を掴み固くなった乳頭を親指でなぞる もう片方の乳頭に歯をたてて吸いついた
「あっ!…っ…あぁ…ああ…」
腰を揺らしながら太腿が俺の体を挟む
舌で転がし 噛みつき 吸い上げると 乳頭はぷっくりと膨らんた
「はっ…ああっ…ダメ…吸わないで…」
「そうか?」
乳房から顔と手を離し体を起こして海景の膝を掴み大きく足を開く
「ここは喜んでいるみたいだが?」
開いた先にある薄い陰毛の下にある秘部からは透明な蜜で溢れて菊門まで滴らせていた