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かわいいひと

第12章 私の太陽 令和編【煉獄杏寿郎】




教師と言う職業を選んだだけあって子供は好きみたいで
叶芽と宇随先生がキャッキャッしながら掃除と言うか水遊びをしているような声がキッチンまで聞こえていた


業務用の大きな冷蔵庫に食材と飲み物とアルコール類を入れて 冷凍庫には大量の氷を入れる


買い出しの時 何故に大量のアルコール?と思っていたら今日は宇随先生と仲の良い先生達5、6人で今学期の打ち上げするらしい…


レンタルの布団も運び込まれ受取書にサインをした


布団まで確保とは泊まるんだ…私用で学園の施設を使っていいのかな…と思わなくもないけど



「さて宴会料理の準備をしますか!」

私は気合いを入れてキュッとエプロンの紐を結んだ




中華サラダ

春巻き

鶏の唐揚げ

天ぷらの盛り合わせ
さつま芋
茄子
海老
とうもろこし
ピーマン

茄子と鶏肉とピーマンのピリ辛味噌炒め

厚揚げと大根のそぼろ煮

鮭のあらと大根の煮物

さつま芋のみそ汁

さつま芋ご飯

さつま芋が残ったら大学芋


後は買ってきた刺身の盛り合わせを出すから
合計10品あれば大人6人も満足でしょう


食堂の床は宇随先生が拭き掃除まで終わらせていたので

テーブルと椅子を拭いて内側の窓ガラスを拭いて次は外側を拭いた 窓がピカピカなのは気持ちいいなぁ…

外にある足と手を洗う洗い場でバケツを濯いでいると

水もしたたるなんとやら を体現した宇随先生と叶芽が風呂掃除を終えて来た


黒のTシャツにカーキ色のハーフパンツにサンダル履きの宇随先生がTシャツの裾をまくり顔を拭くと 割れた腹筋がむき出しになる


色気…色気がすごいですよ!美術教師なのに体が仕上がってます!


「服を乾かしがてら派手にコンビニまでいってくるわ」

「叶芽も!派手にいってくるわ!」


叶ちゃん…染まらないで!!


「300円渡すから これで叶ちゃんの欲しいお菓子とジュースを買っていいよ 宇随先生の言う事をちゃんと聞いてね 困らせちゃダメだよ」


「はい!」

叶芽のズボンのポケットに300円を入れる 叶芽は外からポケットを握りお金を確認すると宇随先生の手を握りぴょんぴょんと跳ねる


「先生お願いします」


「じゃ 叶芽派手に行くぜ」

「派手に行くぜ!」


2人を見送り私はキッチンへと向かった


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