• テキストサイズ

弱ペダ:巻島裕介と触れあい10題

第1章 指切り :年下幼馴染 ほのぼの


---




「神月さん!本当にありがとう!!」
名前も知らない女子は心底愛羅に感謝した様子で
校舎裏を離れた。


愛羅の教室に向かいながら
「なんだったッショ?」
俺が愛羅に問うと彼女もわからないと首を横に振る。

「ゆうちゃんファン、、かな?」

クスクスと笑いながら愛羅は俺を小突いた。


「それにしても、ゆうちゃん
どうしてあんなとこにいたの?」
愛羅に痛いところをつかれる。

「べ、別に偶然通りかかったッショ。」

フーン。
愛羅はじーっと俺を見てからニッコリ笑った。
「ありがと。」


「何が、ショ?」
意味がわからずに問いかけると、
ヒミツッと人差し指を俺の唇にあてる。



「そうだ。
愛羅、1つ約束してくれッショ。」

俺がそういうと愛羅は首を傾げる。


「1人で知らねぇ男と会うのはやめろ。」
廊下の影に引っ張り、ギュッと彼女を抱きしめた。


愛羅はどこから見てたの?と
クスクス笑いながら俺から離れ


「じゃあ、、私からもひとつだけ。
女の子と2人だけで会わないでね?」

小指を差し出す。


「ッハ、そんな物好き。いねぇッショ。」

その指に自分の指に絡めると

「いるの!!約束よ?」


愛羅は小指に力を込めた。


その姿があまりに可愛すぎて
襲いそうになったのは、また別の話。





ゆびきりげんまん
ウソついたら
はりせんぼんのーます
ゆびきった





fin






あとがき。

ラブ感は薄め。
初まきちゃん。ヤキモチまきちゃん。

最後までお読みいただきありがとうございました。


2020.01.27 朱華
/ 35ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp