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弱ペダ:巻島裕介と触れあい10題

第6章 お姫様だっこ:同学年 甘




夢があると言うよりかは、、、



6.お姫様だっこ



「あ。」
床に寝転がりパラパラと漫画をめくっていた愛羅は
ある1ページでピタッと止まった。


「どうした?」
愛羅の腰辺りに頭を置いて
雑誌を読んでいた巻島が起き上がり、
彼女の上に覆いかぶさって
愛羅が見ていたページを覗き込む。



「お姫様だっこって、どうなの?」
彼女が開いていたのは
主人公が怪我をしたヒロインをお姫様だっこして
運んでいるページだった。


「どう?って、どういう意味ッショ?」
露わになっている首筋に印をつけながら
巻島が問う。


キツく吸われるたびに体を震わせる愛羅は
振り返って頰を膨らました。
「ちょ、そこ、見えちゃ、、ダメ!」



「誘ってる?」
巻島は彼女の唇にキスを落とす。


徐々に深まっていくキスに
すっかり酔いしれた愛羅が
「バカ」と呟き、彼の首に腕をまわすと
巻島は啄ばむようなキスを繰り返しながら
彼女を抱き上げベッドに運んだ。



あ、お姫様だっこだ。



巻島が与える刺激で朦朧とする意識の中、
愛羅は、ぼんやりと
そんなことを思っていた。






「裕介、わざとお姫様だっこしてくれた?」

情事の後、愛羅が巻島を見上げると

「あんなエロい誘われ方したら
一瞬も離したくないショ。」

巻島は愛羅を抱き寄せる。


「変態。」
クスクスと笑みを漏らした愛羅が
彼の顔を引き寄せキスをした。







漫画のような シチュエーションではないけれど


現実のお姫様だっこも悪くない





fin






あとがき。
ちょいエロ巻ちゃんとの甘々で書いてて楽しかったです。
個人的には情事後のユルッとした感じが好きです。
設定全然、生かされてないし
めっちゃ短くて申し訳ないです。


最後までお読みいただきありがとうございました。


2020.02.29 朱華
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