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【刀剣乱舞 R18】クロユリを食む

第4章 『約束』は頷くべからず


「そう、執着を見せるな」

審神者様が秋田様に言う。

「お前の気持ちはわかったから落ち着け」と、
「今、解かないと処分だ」と、

審神者様が仰っている。

私には意味がわからないけれど、辛そうな表情の秋田様の顔が見えた。

また、ギリギリと苦しいほどの不安感が押し寄せて、たまらず自分の胸元を掴んだ。


「彩!? 秋田、やめろ。一期、秋田を止めてくれ!!」

…苦しい。頭がくらくらする。


「秋田!!」

「秋田、やめなさい」


皆が秋田様を呼ぶ声が遠くに聞こえた。


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