第9章 【誕生記念】妹なんかじゃいられない! / ◆&♥
「……っぁあぁ!」
ちゅううっと少し強めに蜜を啜ると、美依は肌を震わせ甲高く喘いだ。
美依はこうして舌や指で蜜部を可愛がられるのが好きだ。
証拠に、蜜がどんどん溢れてきている。
肌も熱くなってるし…よっぽど好いに違いない。
"ここ"に俺のを入れて腰を振ったら、さぞかし気持ちいいだろうなぁ。
つぷぷっ……
そのまま指を二本、蜜口に挿れてみると、すぐさま収縮して締め上げてきた。
ああ、ものすごく欲しがってて可愛い。
それを感じ、その二本の指で中を擦るようにして抜き挿しをし始める。
蜜が掻き出され、指が滑らかに動き……
俺は美依が欲しがるがままに、悦を与えて高みへと誘っていく。
「あぁっ…らめぇ…っぁ、あんっ……!」
「気持ちいい事、たくさんしたいんだろ?」
「もっ…ほんと、きちゃうぅ……!」
「ほら…いい子に気をやれ。我慢するな」
ぐちゅぐちゅと音を立てて、蜜を掻き混ぜて。
中が熱すぎて、差し入れた指が溶けそうだ。
俺は抜き差しを繰り返しながら、唇を花芽に近づけ、軽く吸い上げた。
さすれば、美依はびくんっと大きく躰を跳ねさせ───………
「ぁあぁぁ………っっ!」
ぷしゅっ、ぷしゅっ……!
軽く潮を噴きながら、可愛らしく果てた。
躰を痙攣させ、肌も燃えるように熱くさせて。
桃色に染まった躰がまたいやらしくて艶っぽい。
美依は脚を投げ出して荒い呼吸を繰り返しながら、俺をまた可愛い目で見つめてきた。
「気持ち良かったか?」
「秀吉、さん……」
「ん、どうした」
「私も、秀吉さんに"して"いい……?」
「え?」
「私も、秀吉さんを気持ち良くさせたい。秀吉さん起きて、今度は座って……?」
(気持ち良くさせたいって……)
美依はそう言うと、脚の間で顔を上げる俺の肩を掴み、起こそうと力を掛けてくる。
秀吉さんに"して"いいって、それはつまり……
頭の中にその行為が過ぎり、顔がカッと熱くなる。
言葉通りの意味とするならば、美依は自分の口と手で俺の熱を。
俺はさすがに焦り、急いで起き上がると、美依の肩を掴んで顔を覗き込んだ。