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「新テニ×ダン戦」理想のペア、LBXバトルでダブルス!?

第1章 理想のペア、LBXバトルでダブルス!?



 アキレス・ディードのアタックファンクションが決まり、ジンのイカロス・ゼロをバトルオフに持ち込んだ木手でした。丸井を始め、バンとジン、LBXバトルを見ていたヒロとアラタもぽかんとします。



 その後、ジンは木手に微笑し、バトルオフしたイカロス・ゼロを回収していました。



 「ふっ、あとはオーディーンですか」
 木手は既にLBX操作のコツを覚えたか、要領よくアキレス・ディードを操り、バンのオーディーンに銃攻撃します。



 「木手くん、強いな。けど、君1人の力じゃ、オレのオーディーンはバトルオフ出来ない」



 「!」
 バンに言われた言葉を受け、驚く表情の木手です。



 「ここからが本番ですよ。バンさん&オーディーンは簡単に倒せません」



 「むしろここからが大変だぜ」

 ヒロとアラタの言葉が聞こえた丸井は彼らの方をちらっと見たあと、LBXを操作せず、しばらく様子を見ます。



 「丸井くん、このままこうしていても仕方がありません。同時にオーディーンに攻撃しましょう」
 木手がここで声を掛け、



 「ああ」
 丸井はうんと頷き、木手の操るアキレス・ディードの動きに合わせ、ペルセウスを操りました。



 「それじゃあ、オレは倒せないよ」
 と、バンはオーディーンでペルセウスとアキレス・ディード2体同時に攻撃します。



 ペルセウスとアキレス・ディードは吹き飛び、横に倒れました。丸井と木手はゆっくり操作し、LBXを立ち上がらせます。



 同じように、木手の操るアキレス・ディードの動きに合わせ、丸井はペルセウスを操ってオーディーンに突っ込んで行きました。するとまた、オーディーンの攻撃を受け、吹き飛ばされてしまいます。



 「このままじゃ、やべぇー」



 「ええ、合宿所に帰ったあと、斎藤コーチに延々と2、3時間メンタル指導されそうです」



 「それ、困るっ!」



 「ねえ、丸井くんと木手くんはいつも一緒に動いているの?」



 「へ?」



 「はい?」

 バンの突然の質問に首を傾げる理想のペアです。
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