「新テニ×ダン戦」理想のペア、LBXバトルでダブルス!?
第1章 理想のペア、LBXバトルでダブルス!?
アキレス・ディードのダークシューターすなわち大ハブがオーディーンに決まり、バトルオフしました。
バンはオーディーンを回収し、丸井と木手のところに行きます。丸井と木手はLBXをそれぞれ持ち主に返したあと、バンと隣にいたジンを見ます。
「丸井くん、木手くん、楽しかったよ! ありがとう!」
「さすが、理想のペアだな」
「そう連絡でおっしゃっていましたよ、斎藤コーチが」
バンとジンが言ったあと、ヒロが両手こぶしを握ってそう言いました。
「理想のペアのコンビネーション、すげえよ!」
アラタもヒロと同じポーズでもてはやします。
「さぁて、これで斎藤コーチのミッション達成したかな。何となくコーチのミッションの目的が分かったような、分からないような」
「どちらですか。目的なんかどちらでもいいですね。ミッション中、そんなの考えていられないでしょう。終わったのでさっさと帰りますか。甲斐くんがオレの指示した練習をサボって道草を食っていないか気になってきました」
「オレもジャッカルが泣いて待ってないか心配になってきた。帰ろうか」
と、丸井と木手は会話後、斎藤コーチから配られた紙を取り出し、ミッション達成の証明書のはんこをバンとジンからもらいました。
バンたち少年と別れ、Uー17合宿所に戻った丸井と木手は斎藤コーチにミッション達成の証明書の紙を提出し、斎藤コーチから簡単にメンタル指導を受けます。
メンタル指導は数分で終わりましたが、斎藤コーチもLBXを何と何体か持っていたため、LBXバトルをして帰りが結局、理想のペアは遅くなることになったのでした。
「斎藤コーチ、容赦なさすぎだろい」
「LBXバトル、強すぎます」
「はい、昔、大会に出たことあるので、ハイ」
「すげ……」
「初戦敗退ですけど」
「ありゃ」
そして、理想のペアと斎藤コーチの3人で食堂で夕飯を食べながら談笑していたのでした。
終わり