「新テニ×ダン戦」理想のペア、LBXバトルでダブルス!?
第1章 理想のペア、LBXバトルでダブルス!?
LBX本体を丸井たちに見せます。
「ジンが説明しようとした内容の紙、丸井さんたちにあげますね。LBXはこれです。オレのはオーディーン。ほら、ジンたちもLBXを見せて」
「ああ。僕のはイカロス・ゼロだ」
「ぼくのはペルセウスです」
「俺のはアキレス・ディードだ」
「すげえ!」
「………!」
バンたちのLBXを見た丸井と木手は感激していました。
「ここであなたたちに頼みがある」
ジンが丸井たちにそう言います。
「頼みって?」
丸井が聞くと、
「タッグでLBXバトルをして欲しいです」
バンが答え、頼みました。
「すみませんが、バトルをお受けすることは出来ません」
すぐさま断る木手です。
「お、おいキテレツ……」
そんな木手に丸井は、ぽかんとします。
「そもそも、テニスと関係ありません」
そう言ったあと、木手が両腕を組んでいると、
「それはどうでしょう」
と、ジンが来ました。
「何ですか?」
メガネをきらんと光らせ、木手はジンを見ます。次にバンが口を開きます。
「テニスと関係ないかどうか、オレたちとLBXバトルをしてから考えてみませんか」
「山野くん、おもしろいじゃん。キテレツ、1回だけでもバトルしてみようぜ」
丸井はバンにニヤッと笑い、笑顔をそのまま木手に向けました。
「ふん、いいでしょう」
木手は丸井の方を見ず、ヒロとアラタのところに行きます。丸井もついて行きました。彼らからLBXを借りに行くようです。
「ペルセウス貸しますよ」
丸井たちが声を掛ける前にヒロが自分の持っているLBXを差し出し、
「アキレス・ディード貸すぜ」
アラタもLBXを差し出しました。
「ありがとう」
丸井はヒロ、
「すみません、借ります」
木手はアラタからLBX借り、基本操作を教わったあと、バンとジンのところに行き、LBXバトルを始めようとします。