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GalaxyAngels

第5章 バカンス気分で…


ロブの気転で何とか応急処置も終わり、観光船は自力で自分達の星へ帰れそうだ。
「おじさん、ありがとう」
「鬼ごっこ、楽しかった」
「また遊んでね」
ロブは蛸型星人の子供達からたくさんの「ありがとう」を受けていた。ロブも手を振り返し観光船から離れた。

ロブ達が艦に戻ると観光船はワープで去って行った。
「さすが副艦長ですね」
「見直したぜ」
「どうなるかと思った…」
アインもケンもグレンも、ロブに礼を言った。ロブは照れ笑いしながらブリッジに戻った。

「隊長、只今戻りました!」
ロブがスコットに報告を入れると、スコットは頷いた。
「へぇ~子供にはモテるのね」
近くにいたメルが茶化した。それにリンが加わる。
「ロブさん、レスキュー隊辞めても、保育園とかで働けますね」
ブリッジ内が和やかな雰囲気だった。と、そこに司令部から緊急通信が入った。
『スミスです
任務終了したばかりですが、そこから二光年くらいの距離で救難信号が発信されています
データを送るので急行して下さい!』
スミス司令の通信でブリッジ内に緊張感が走る。
「全員持ち場に着け!
アル、位置確認後すぐにワープだ」
スコットの指示が飛ぶ。アルはデータから位置を入力しLWCを起動する。
「座標確認!ワープします!」
レスキュー艦は二光年を飛び越えた。
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