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GalaxyAngels

第1章 結成!GalaxyAngels


三ヶ月が経ちスコットは銀河連邦レスキュー隊隊長としての研修を終え、レスキュー隊の本部基地となる専用宇宙ステーションに来ていた。巨大なリング型の宇宙ステーションはレスキュー隊救助艦艇の整備ドックも兼ねている。まだ基地と司令部、隊員の住居部分だけの完成だが、宇宙都市部の建設も進められている。

「こりゃあ、すげぇステーションだな…」
スコットは施設を見て回り感嘆した。

「ようこそ、エンジェルリングへ!スコット・ハート隊長!」
司令部に立ち寄ると制服を着た若い女性士官が敬礼した。
「エンジェルリング?」
スコットは首を捻った。
「このステーションの名称です
ここって、宇宙に浮かぶ天使の輪に見えませんか?
…申し遅れましたが、私はここの司令官に任命されたエリカ・スミスです」
ショートカットの黒髪と青い瞳が印象的な小柄な女性だ。
「レスキュー隊隊長を任命されたスコットだ
…なるほど、天使の輪か…」
二人は握手を交わし、エリカ司令官の案内で司令部内を一回りした。
「ここではレスキューの依頼はもちろん、緊急信号の受信、発信源の特定、レスキュー本部との連絡等を行います
データはすぐに救助艦へ送られます」
「俺達はそれを元に出動すれば良いんだな」
エリカ司令官の説明を一通り聞いて司令部を後にした。
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