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GalaxyAngels

第4章 漂流船


「寿命ハ、15~20歳クライデスネ
ローズハマダ1歳ニモナッテナイデショウ」
「まだ赤ちゃんなのにこの大きさなんや?」
ロブが驚くのも無理はない。今のローズの大きさは普通の猫と変わらない。
「成長スルト1.5mクライニナリマス
見タ目ハ、猫ッポイデスガ、野生デハ集団生活ヲシテイマス
デスカラ生活スタイルハ猫ヨリ犬ニ近イカモ知レマセンネ」
エリーの説明が一通り終わるとスコットが質問をした。
「何か特殊な能力は持ってないのか?
例えば人の言葉を理解するとか?」
「知能ハ高イト言ワレテイマスガ、言葉ヲ理解スル程デハアリマセン
タダ、幼少期ニハ『チャーム』ト呼バレルフェロモンノ一種ヲ放出シマス」
「チャーム?フェロモン?
何すか?それ?」
ロブは首を捻った。
「幼少期ニ襲ワレナイ為ノ自衛能力デス」
「なるほど、それでみんなに警戒されずに好かれるのか…」
スコットの疑問が解けた。
「へ~、私もそんなフェロモン出したいわ」
メルがつぶやくとリンとシェリーも頷いた。
「ローズの近くにいれば、そのフェロモンが移るかしら?」
「もし移るなら、懐かれてる先輩はモテモテっすね」
「もうすぐ現場だ
持ち場に戻れ」
周りの反応に対してスコットは渋い顔をしている。
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