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GalaxyAngels

第3章 未知の宇宙


「艦長、カプセルの通信機能は正常ですが応答がありません」
メルの言葉にスコットの顔つきが険しくなった。
「危険な状況かも知れんな…
アイン!発進出来るか!?」
スコットはすぐにアインと連絡を取り、状況を確認した。
『隊長、準備完了です』
「レスキュー隊、発進しろ!
カプセルと連絡が取れない
グレン!大至急収容して中を確認しろ」
『ラジャー!』
通信終わりと同時に救助挺とカプセル収容挺が発艦した。

「アイン!先に行くぜ!」
カプセル収容挺を操縦するグレンは元レーサー、その操縦テクニックはレスキュー隊随一だ。
「グレン、捕まえたら直ぐにカバーしろよ」
「分かってる
そっちもすぐ来いよ」
グレンは艦からの位置情報でカプセルを探した。広大な宇宙空間で小さな救難カプセルを探し出すのは至難の業だ。位置情報とカプセルから出ている信号で追いかける。
「こちらグレン、カプセルを見付けた!
外部に損傷は見られない
これより収容する」
グレンはカプセルに近づくとロボットアームで捕まえる。カプセルを収容ベースに固定すると保護パネルを展開した。
「アイン、収容したぞ」
「了解、すぐに連結する」
アインは救助挺を収容ベースに連結しハッチを開いた。アインとレイラが収容ベース内に入ると既に空気が満たされ、グレンがカプセルのエアロックを開こうとしていた。
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