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GalaxyAngels

第1章 結成!GalaxyAngels


アインと別れ、救助隊ブロックの奥に行く。
「そういえば、お前さっきメイン救助チームって言ったよな
サブチームもあるのか?」
「いざという時はサブチームにもなるんすけど、通常は作業チームっすね
さっきの救助艇に合体する作業パーツは小型艇にもなってるんすよ
でも、そのチームがちょっと…」
そこでロブが言葉を濁した。何か問題ありかとスコットは思った。

救助艇の奥には、装備の違う小型艇が何機か並んでいた。そこには赤毛の細身だが精悍な顔付きの男が立っている。
「俺は小型艇パイロットのグレン・ロズベルグだ
スピードなら誰にも負けないぜ!」
グレンはスコットに笑顔で親指を立てて見せた。陽気なラテン系の典型的な男だ。
「グレンが作業チームのリーダーっす
スペースGPの元レーサーで、小型艇の操縦に関して右に出る隊員はいないっすよ」
ロブは太鼓判を押したが、浮かない顔をしていた。スコットはグレンに「よろしく頼む」と挨拶して、次のブロックに進んだ。
「なんだ?ロブ、あいつに問題あるのか?」
「はぁ…、操縦の腕は良いんやけど、見ての通りお調子者で責任感もいまいちなんすよ」
ロブは首を横に降り両手を広げた。
「責任感ねぇ…お前も初めは無かったぜ
まぁ責任感なんてもんは後から付いて来るもんだ、心配すんな」
スコットは笑い飛ばし先に進んだ。
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